【対面】産前・産後のオステオパシー

フランス人オステオパスYoann Rocheteau氏をお招きして2日間にわたる「産前・産後のオステオパシー」セミナーを開催いたします。

オステオパシーとは、痛みや違和感の原因を探りその緩和を図る手技療法です。
総合的な人体の観察から、原因の追求、それらを解剖学・生理学・人体構造の知識によって行います。何かの不調に対してまずは身体の自然治癒力を最大化させ、痛みを感じている部分などを自分自身で回復させるための気付きと援助を複数の手技を使用して提供します。

今回のセミナーでは、周産期ケア従事者に向けて専門的知識とケア技術にさらに多面的で深さを加えるオステオパシーの手技と知識の習得を目指します。


2日間セミナー内容：

Day１: 妊娠中・産後の女性の身体を守るための腹部コア
腹筋の働き／腹直筋離開の予防／出産準備骨盤ケア
産後すぐにできるメンテナンス

Day２: 腹筋と骨盤底筋のリハビリテーション
産後の腹筋の理解とケア／骨盤底筋の外部からのケア
横隔膜・腹横筋・骨盤底筋のシナジー


妊娠中、腹筋の一部に負担がかかり、腹壁の白線に小さな裂傷ができることがあります。このような場合、褥婦は出産数週間後に腹直筋離開（腹筋の分離）を経験することになります。あらかじめ腹筋を保護する方法を説明することが、予防になります。
腹直筋離開の有無に関わらず、多くの女性は出産後に腹筋の働きが低下していると感じます。多くは、お腹が平らに戻らないと言います。美しく機能的な体型を取り戻すためには、腹筋のリハビリテーションが不可欠です。
また経膣分娩では、会陰が裂けることがあります。これは、傷跡の痛み、性交痛、脱出のリスク増加と、そして重大な問題である尿失禁、ガス失禁、さらには便失禁などを引き起こす可能性があります。裂傷のリスクを軽減し、重度の裂傷（ステージ3および4）を予防することは可能です。経膣分娩後は、多くのケースで、骨盤底筋群のリハビリテーションをして筋力の回復を図り、尿失禁を解消することが最善です。しかし残念ながら、日本ではほとんどこの方法を学ぶことができません。
上記のテーマはすべて、この2日間のセミナーで取り上げます。


Yoann Rocheteau氏
2010年フランスにてオステオパス資格取得
専門は新生児~小児・婦人科系疾患・妊娠~産後
http://osteopathetokyo.com/ja/

＊　全日程に専門医療通訳が付きます

＊　Yoann Rocheteau氏より修了証発行（一般社団法人国際母子ケア協会公認）


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＜＜受講対象者＞＞
助産師・看護師（産科・小児科領域）・保健師・小児科医・理学療法士・作業療法士・鍼灸師・指圧師・整体師などで母子保健に従事されている方、またはそれに準ずる活動を展開されている方。
＊医学用語が多く含まれますので、医療方面の理解が必要となります。ご留意ください。


※講座のご受講には国際母子ケア協会へのご入会が必須です。
＜重要事項＞ご入会に際して受講規約をお送りいたします。受講規約をよくお読みいただいた後に合意書のご返送をもってご受講が可能となります。ご了承ください。

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【日程ならびに時間】　
2026年3月5（木）・6日（金）の2日間
両日ともに10時‐16：30

【場所】　
こどもみらい館（京都市中京区）
地下鉄丸太町駅下車南改札口5番出口　徒歩5分
https://www.kodomomirai.city.kyoto.lg.jp/06_access.html

【定員】　24名　（最少催行人数４名）

【費用】＊すべて税抜価格表記
一般社団法人国際母子ケア協会会員　68,000円
非会員　　　　　　　　　　　　　　83,000円
新入会会員　　　　　　　　　　　　81,000円（会員価格＋入会費13,000円＊入会費には税金はかかりません）

以上には、教材・認定証発行料が含まれます

【持ち物】
ヨガマット・バスタオル・動きやすい服装・筆記用具



＜キャンセル料について＞
各種講座のキャンセルにつきましては、講座開講3ヶ月〜１ヶ月までは講座料金の20％、1ヶ月〜2週間前までは40％、2週間〜当日は100％のキャンセル料がかかりますのでご了承ください。